Design Research

Sayoko Otsuka

Life-Centered Design, Life with Well-being

大切にしていること

想像できないことは、やってみる

デザインリサーチを仕事の核として、新しい体験や価値を発見するために、フィールドワークに重きを置いています。現場に赴き、実際に生活者の行動や反応を観察すると、机上の想像だけでは得られない気づきがあります。持論は「何事もやってみないとわからない」。自分でできることは可能な限り挑戦したいし、その場に行って体験し、実践知をもって判断したいのです。多様性が謳われて短くない時間が経過しましたが、人それぞれが前提として持つ基準は違うと考えています。プロジェクトでは、一人ひとりが主体的かつ創造的になれる環境をつくると同時に、何かを進めていく際の共通認識を持てるように働きかけていきたい。その上で、偏った固定観念にしばられず、複数の視点を取り入れて意思決定を促進していければと思っています。

現在の仕事内容

・デザインリサーチ・プロジェクトマネジメント・体験設計

どんな会社・どんな人が多いか

お互いの違いを「面白がれる」

シニアレベルのビジネス経験を持つ人が多く、これまでやってきた仕事の領域もさまざまなので、ディスカッションでは多様な意見が常に出てきます。それでいて揉めることがなく、お互いの視点や進め方の違いを「それ、いいですね」と面白がる人が多い。一つの課題を検討するにしても、こんなにいろいろなやり方があるのだと驚かされます。

TCの“ここ”が面白い

生活に寄り添ったリサーチを実践できる

これまでデジタル領域での仕事が多かったので、領域を限定せずに、生活に寄り添ったリサーチやサービスづくりに携われるトヨタコネクティッドの環境は魅力的です。お客様の声を聞き、製品を実際に使われている状況を見て気づきや新しいアイデアの種を得ていく機会をつくっていくと同時に、フィールドワークを中心としたフィジカルなリサーチ実践の経験をもっと積み重ねていきたいですね。

働き方

「兼業制度」で仕事と自分らしさを両立できる

トヨタコネクティッドを選んだ理由の一つは、リモートワークと出社のバランスを調整できるので、首都圏に在住していなくても仕事をスタートできること。状況に応じた働き方を選択できる環境が気に入っています。また、トヨタコネクティッドでは兼業制度があり、会社に申請して問題がなければ兼業が可能です。個人的に興味があって続けてきたことと、トヨタコネクティッドでの業務を両立するような働き方ができるのもいいところです。

一緒に働きたい人・求める人材

素直にものを見て取り入れられる人

イメージとしては、自分の意見に固執したり、既存のフレームだけに当てはめたりするのではなく、素直にものを見て取り入れられる人。リサーチャーとしての視点や持つべき態度という意味でも、ものごとを柔軟に捉え、全体を見て判断していく能力が大事なのかなと感じています。

Profile

和歌山県出身。大学卒業後ウェブディレクター・プロジェクトマネージャーとして事業会社で勤務。その後、英国の美大へ一年間留学。帰国後は東京のデザインプロダクション等複数社で活動ののち、中山間地域へ居を移した上で地域の新規事業開発プロジェクトへ参画。フリーランスのUXデザイナー・リサーチャーとして、プロジェクトの全体像を見ながらの体験設計やデザインプロセス実践支援を経験し、京都を拠点にしての活動を開始。2023年10月よりTC参画。

関わったプロジェクト