テレマティクス改善

トヨタコネクティッドの基幹事業である、テレマティクス・サービス「T-Connect」のユーザー認知・利用率を向上させるための部門横断型のプロジェクト「テレマ改善PJ」が2022年6月に立ち上がりました。

酸いも甘いも知り尽くした自社サービスですが、今一度足元の課題洗い出しを行いました。 過去のお客様の声を再編集する形でサービス課題を洗い出したところ、使いはじめると非常に便利なサービスである一方で、サービス使いはじめのきっかけに課題があることが見えてきました。

T-Connectをご利用いただくお客様は、複数のセグメントにわたっており、多様な嗜好をお持ちです。お客様の嗜好性や興味・関心を理解するために、各車種ユーザーが嗜好するブランド・イメージマップを作成し、プロジェクトメンバーの理解を深めるワークを行いました。

T-Connectを身近な存在として更に便利にご利用頂くためのアイディエーションを、プロジェクトメンバー10数人が参加するワークショップとして実行しています。業務拠点が異なるメンバーでも、効率的かつ効果的なワークとなるよう、Miroを用いたオンライン・ワークショップを行っています。

アイデアの発散・収束の中から、サービス使いはじめのきっかけとして相応しい「体験レポート動画」施策を選定、早速プロトタイピングに取り掛かります。スマートフォンを録画機材として、実際にオペレーターサービスの利用状況を撮影、簡易的な編集を施すことで、お客様への訴求内容やユースケース・シナリオの見直しなど、プロジェクトメンバー間のディスカッション・認識合わせの材料として、有効活用しています。

構想から動画のリリースまで、約3ヵ月という短期間で漕ぎ着けました。 お客様へ確実にリーチできるSNSマーケティングを前提に、ユースケースを身近に感じて頂けるショート動画としてリリースしています。今後もT-Connectの魅力や便利な使い方を発信していきたいと思います。

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